ネズミモチ染め
2024年01月25日
左・鉄 中・アルミ 右・銅媒染
庭に大きなネズミモチの樹があります
初夏には小さな白い花が房状に咲き、秋になると緑色の実が付きます
冬には熟して黒くなります。一年で最も寒くなる頃、ヒヨドリやオナガなどの鳥たちが群がって啄みにきます
今年は私もおすそ分けしてもらって、染をしてみました
高いところに実っているので、主人に高枝切ばっさみを伸ばして伐ってもらいました
大量収穫です!(^^♪
染液は黒味のある赤ワイン色です
中央のアルミ媒染(ミョウバン)では淡い緑色に染まりました
右側の鉄媒染は落ち着いた黒味を帯びた緑色に、銅媒染は黄色味のある緑になりました
どれも草花の葉っぱを刺繍する時に貴重な色が増えました
来年は生徒さんと一緒に染めたいと思っています
媒染で銅の量を多く使用
染色レシピ(銅媒染)
ネズミモチの実 300g 綿糸(2/20) 30g
煮出し水3ℓ
銅媒染20% 6g
*糸は10%のミョウバンで先媒染します